LastUpDate 2023/09/06

記述問題 化学変化

酸化銅の粉末に炭素粉末をよく混ぜて混合物とし、加熱したところ、二酸化炭素が発生した。この化学変化で、二酸化炭素が生じた理由を答えよ。 金属の粉末を加熱し、質量の変化を調べたところ加熱をくり返していったとき、あるところから金属の粉末の質量は変化しなくなった。金属の粉末の質量が変化しなくなった理由はなにか。 炭を燃焼させると質量が減るのはなぜか。 鉄板とスチールウールをそれぞれガスバーナーの炎で熱し、その様子を観察したとき、鉄板の反応と比較して、スチールウールの反応は、どのような様子が観察されるか。 製鉄所では、溶鉱炉の中で酸化鉄を多く含む鉄鉱石にコークスを加えて、加熱することにより、鉄を取り出している。鉄鉱石から鉄を取り出すためにコークスが必要である理由は何か。 銅の粉末をステンレス皿全体に広げ、かき混ぜながら、しばらくガスバーナーで加熱し、よく冷やしてから、皿の中の物質の質量を測定した。この操作を、皿の中の物質の質量が変化しなくなるまで繰り返し、できた酸化銅の質量を調べた。この実験をかき混ぜながら行う理由は何か。 うすい塩酸50mlが入ったビーカー全体の質量をはかると139.0gだった。次にそのうすい塩酸に炭酸水素ナトリウム1.0gを加えて反応させたところ、気体が発生した。気体が発生しなくなった後、反応後のビーカー全体の質量をはかると139.5gだった。すべての化学変化では質量保存の法則が成り立つが、この実験では確認できなかった。この反応でも質量保存の法則が成り立つことを確認する方法はどうすればよいか。 うすい塩酸に石灰石をいれ、反応が終わってから、全体の質量を測定した。入れた石灰石の質量が1.0gのときに、全体の質量が1.0g増加していない理由はなぜか。 煮つめた砂糖水に炭酸水素ナトリウムを加えてかき混ぜると、ふくらんだカルメ焼きができる。このときの炭酸水素ナトリウムのはたらきを調べるため、炭酸水素ナトリウムを加熱したところ気体が発生し、加熱した試験管の口の部分には液体が見られた。発生した気体を水上置換法で複数の試験管に集め、気体が何かを調べる。このときはじめに集めた1本目の試験管の気体は使用しないのはなぜか。 かわいた試験管に酸化銀を入れ、加熱したところ酸素が発生した。酸素が発生しなくなるまでじゅうぶんに加熱した後、冷ましたときの試験管内の銀の質量をはかる。この実験で、ガスバーナーの火を消すと、水がガラス管を逆流して試験管が割れることがある。これを防ぐために、どのような操作をしなければならないか。


酸素は銅より炭素と結びつきやすいから。金属の粉末がすべて酸素と化合したため。発生した気体が空気中に逃げたから。熱や光を出しながら燃える鉄鉱石中の酸素をとり去るため。銅の粉末をまんべんなく空気に触れさせ酸素と反応させるため。密閉した容器の中で、うすい塩酸と炭酸水素ナトリウムを反応させ、反応の前後の質量を調べる。反応によって発生した気体が空気中に出ていき、その質量がふくまれていないため。加熱した試験管の中にもとからあった空気が含まれるため。ガスバーナーの火を消す前に水の中からガラス管を出す。

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