LastUpDate 2017/03/17
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遺伝

生物の持つ形や性質の特徴を形質という。この形質が子や孫などに伝えられることを遺伝という。

遺伝子

遺伝する形質のもととなるものが遺伝子であり、核の染色体にある。遺伝子は一対となっていて両親からそれぞれ受け継ぐ。遺伝子の本体はDNA(デオキシリボ核酸)という物質である。

無性生殖

無性生殖では親の体の一部がそのまま子になるので、子は親と全く同じ遺伝子で全く同じ形質が現れる。

有性生殖

有性生殖では両親の遺伝子をそれぞれ半分ずつ受け継ぐことになる。
減数分裂によって生殖細胞が作られるときに、染色体が体細胞の半分になる。この生殖細胞が受精して核が合体するのでできた受精卵の染色体数はもとの体細胞と同じ数になる。
減数分裂とは
生殖細胞をつくるための細胞分裂で、分裂後の細胞の核の染色体数が半分になる特別な分裂である。
減数分裂 減数分裂 受精 父の体細胞 母の体細胞 精細胞 卵細胞 受精卵

遺伝の法則

メンデルの実験

エンドウの丸い種子の純系としわの種子の純系をかけあわせてできた子はすべて丸い種子になった。
さらに子を自家受粉させてできた孫はしわの種子と丸い種子が1:3の割合で現れた。

純系とは
自家受粉をして、親、子、孫と代を重ねてもその形質が変わらないものを純系という。
純系では、ある形質を現す遺伝子が父から受け継いだものと、母から受け継いだもので同一となっている。
エンドウの種子の形、丸としわのように同時に現れない2つの形質を対立形質という。
そして対立形質の純系どうしをかけあわせたときに子に現れる形質を優性形質、現れない形質を劣性形質という。
優性形質の遺伝子をA, 劣性形質の遺伝子をaとする。
劣性形質はaaのときにしか現れないが、優性形質ではAAはもちろん、Aaのときにも現れる。
このためAAとaaを掛けあわせてできた子Aaはすべて優性形質が現れる。

例1) 純系のまる(優性)と純系のしわ(劣性)をかけあわせた場合
純系の体細胞では対になる遺伝子が同じである。まるはAA, しわはaa
このため減数分裂で遺伝子が分かれて生殖細胞に入るが、すべて同じ遺伝子になる。まるはA, しわはa
受精してできた細胞の遺伝子はAaとなる。
対立形質で異なる遺伝子が対になっている場合、優性形質が現れるのでAaの場合A(まる)の形質が現れる。
A A A A a a a a 純系のまる 純系のしわ A A A A a a a a 子の体細胞 生殖細胞 減数分裂 受精

例2) 上記例1のAaの遺伝子をもつ子を自家受精させた場合
体細胞の遺伝子がAaがわかれて生殖細胞に入るので、生殖細胞はAとaができる。
これを組み合わせてできる孫の体細胞はAA, Aa, Aa, aaである。
AAとAaは優性のまるが現れる。劣性のしわが現れるのはaaのみである。
するとまるとしわの割合が3:1となる。
生殖細胞 減数分裂 受精 a a a a a a a a A A A A A A A A まる まる まる しわ 孫の体細胞

優性の法則

対立形質を持つ純系どうしをかけあわせた場合、子には一方の形質だけが現れる。

分離の法則

減数分裂で生殖細胞が作られるとき、対になっている遺伝子が分かれて別々の生殖細胞に入る。

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