環境
食物連鎖
生物の食べる、食べられるという関係のつながり。
生産者
無機物から有機物を作り出す植物。
植物(緑色植物)は無機物である二酸化炭素と水を材料として、光合成によってデンプンなどの有機物を作り出している。
消費者
光合成を行わず、他の生物から栄養分を得ている生物。
消費者は直接、あるいは間接的に生産者がつくりだした有機物をとりいれて栄養としている。
植物を食べる草食動物、ほかの動物を食べる肉食動物。
生態系
ある場所にすむ生物たちとそれをとりまく環境を総合してとらえたもの。
分解者
生物の遺骸やふんなどから栄養分を得ている生物。
土の中の小動物や菌類・細菌類など。
有機物を無機物に分解している。
ツルグレン装置
落ち葉や土の中から小動物を採集する装置。
菌類
カビやキノコのなかま。からだが菌糸でできていて、胞子でふえるものが多い。多くは多細胞生物。
細菌類
バクテリア。単細胞生物で分裂でふえる。
地球温暖化
地球の気温が上昇すること。
二酸化炭素やメタンなどの温室効果ガスが増加することで気温が上昇すると考えられている。
近年は化石燃料の燃焼や、森林の伐採によって大気中の二酸化炭素の割合が高くなっている。
酸性雨
酸性の強い雨のこと。
化石燃料の燃焼によって排出される窒素酸化物や硫黄酸化物は大気中の水と反応して硝酸や硫酸になり、雨に溶けこんで酸性雨となる。
光化学スモッグ
大気中の窒素酸化物などが太陽の紫外線によって有害物質に変化し健康に影響をおよぼす。
オゾン層
大気の上空に存在するオゾンの層。
オゾン層は太陽からの有害な紫外線を吸収し地上の生物を守ってくれている。フロンガスによってオゾン層が破壊されている。
フロンガス
冷蔵庫やクーラーの冷媒、電子部品の洗浄などに用いられたガス。
オゾン層を破壊するため使用や生産が規制された。
生物濃縮
生物がとりこんだ物質が、食物連鎖の過程で濃縮されること。
人間がつくりだした物質が生物の体内にとりいれられ、分解も排出もされない場合、食物連鎖の上位の動物ほど濃縮され蓄積される。
外来種
もともとその地域にいなかったのに、人間によって海外から持ち込まれて定着した生物。外来生物ともいう。
外来種はもとからその地域にいる生物を食べて減少させるなど生態系に悪影響を及ぼす場合がある。