葉の枚数や大きさがほぼ同じ枝を2本用意する。
Aの葉は表に、Bの葉は裏にそれぞれワセリンをぬる。
水を入れた試験管にそれぞれの枝をさし、水面を油でおおう。
全体の重さをそれぞれ電子てんびんで測定する。
明るく風通しのよい所にしばらく置く
ふたたび重さを測定して水の減少量を計算する。
【結果】葉の表にワセリンをぬったAのほうが水の減少量が多い。
【実験からわかること】
Aは葉の裏と茎から、Bは葉の表と茎から蒸散する。
Aのほうが水の減少量が多かったことから、
気孔は葉の表より裏に多くあるとわかる。
ワセリン
蒸散を防ぐはたらきがある。
水面を油でおおうのは
水面からの水の蒸発を防ぐためである。
明るく風通しのよいところに置くのは
蒸散がさかんに行われるようにするためである。