(1) 次のア~エのうち、実験1でビーカーに入れた物質の質量として最も適当なものを一つ選び、その符号を答えよ。
ア 5g イ 15g ウ 25g エ 35g
50℃のときにすべてのビーカーで溶けて、
10℃のときに1つのビーカーで結晶が現れるので
グラフの50℃のところではすべての曲線の下にあり、
10℃のところでは3つの曲線より下で、1つの曲線
より上にある点をみつける。
図に赤点で示したとおり15gである。
(2) 実験2の①で、物質Cの水溶液の質量パーセント濃度を、図から読み取った値をもとに計算し、小数第1位を四捨五入して求めよ。
グラフから物質Cが60℃で80g溶けるのが読み取れる。
質量パーセント濃度(%)=溶質溶質+溶媒×100
よって80180×100=44.4・・・・
これを四捨五入する
(3) 実験2の②ようにして結晶を取り出す操作のことを何というか。
固体を水にとかし再び結晶として取り出すことを再結晶という。
(4) 実験2の②で、4つのビーカーから得られた物質A〜Dの結晶の質量はどのようになるか。質量の大きい順にA~Dの符号を左から並べよ。
各物質の60℃と30℃の溶解度をグラフから読み取ると
A60℃で38g, 30℃36g, B60℃で57g, 30℃17g, C60℃で80g, 30℃44g, D60℃で95g以上, 30℃45g,
再結晶する質量を計算するとA38-36=2, B57-17=40, C80-44=36, D95以上-45=50以上
温度(℃) | 0 | 10 | 20 | 30 | 40 | 50 |
硝酸カリウム(g) | 13 | 22 | 32 | 46 | 64 | 85 |
塩化ナトリウム(g) | 35 | 35 | 36 | 36 | 36 | 37 |
(1) 実験1において、20℃の水で塩化ナトリウムの飽和水溶液をつくったときの質量パーセント濃度を小数第1位を四捨五入して求めよ。
20℃の水に溶ける塩化ナトリウムは36g, 水が100gなので、溶液の質量は136g
よって36136×100=26.4・・・
これを四捨五入する
(2) 実験2で出てきた結晶は、硝酸カリウム、塩化ナトリウムのどちらか。
40℃の溶解度は表より硝酸カリウム64g、塩化ナトリウム36gなので両方とも30g以上溶ける。
10℃の溶解度は硝酸カリウムが22gなので、30gは溶けきれずに結晶が出てくる。
一方塩化ナトリウムは溶解度35gなので結晶は出てこない。
(3) 実験2で出てきた結晶の質量は何gか。
30-22=8