硫黄と鉄の反応
次の実験について、あとの各問いに答えよ。
【実験】
鉄粉14gと硫黄8gを乳鉢に入れ、よく混ぜ合わせて混合物をつくり、図1のように、試験管Aと試験管Bに均等に分けた。
試験管Aは、口に脱脂綿でゆるく栓をし、図2のようにガスバーナーで混合物の上部を加熱した。
試験管Bは加熱しなかった。
試験管Aと試験管B、それぞれにうすい塩酸を2、3適加え、試験管内の変化を調べた。
鉄と硫黄は、ともに単体だが、単体とはどのような物質のことをいうか簡潔に述べよ。
1について次の問いに答えよ。
試験管Aでできた物質の物質名と色を答えよ。
試験管Aで起きた鉄と硫黄の化学反応を、化学反応式で表せ。
試験管Aで、混合物の一部が赤くなりはじめたところで加熱をやめたが、反応が続いた。
加熱をやめても反応が続いた理由を簡潔に述べよ。
試験管Aでは、鉄と硫黄は残らず反応した。
新たに準備した試験管に、鉄粉11gと硫黄6gをよく混ぜ合わせて混合物をつくって加熱すると、
一方の物質はすべて反応して残らなかったが、もう一方はいくらか残った。
残った物質の名称と反応せずに残った質量を求めよ。
2について、
試験管Aから発生する気体の物質名を答えよ。
試験管Bから発生する気体の物質名を答えよ。
1種類の原子からできている物質硫化鉄 黒色Fe + S → FeS反応によって発生した熱により、次の反応が起こりそれが次々と繰り返されて反応が続くから。鉄 0.5g硫化水素水素
化学変化 要点の解説
原子分子 化学反応式 分解、化合 酸化と還元、エネルギー 化学変化と質量1 化学変化と質量2
化学変化 問題
チェックテスト
原子・分子 化学反応式 分解・化合 酸化・還元・化学エネルギー
基本問題
原子・分子 化学反応式 酸化・還元、化学変化と熱 酸化と還元2 硫黄と鉄の反応 化学変化と実験1 化学変化と実験2 化学変化と実験3 化学変化と質量
標準問題
酸化 化学変化と実験4 化学変化と実験5 化学変化と実験6 化学変化と質量2 化学変化と質量3
選択問題
原子・分子 炭酸水素ナトリウムの熱分解 酸化銀の熱分解 電気分解 酸化還元 化学エネルギー