水とエタノールの混合物を加熱
温度による物質の変化のようすを調べるために、エタノールを用いて実験を行った。次の問いに答えよ。
【実験1】
図1のように、ポリエチレンのふくろに液体のエタノールを少量入れて密閉し、熱い湯をかけたところ、図2のようにふくらんだ。
【実験2】
図3のように、水とエタノールの混合物を枝つきフラスコに入れて熱し、熱し始めてから1分ごとに温度を測定した。図4はその結果である。
また、出てきた液体を3本の試験管にほぼ同じ体積ずつ分けて集め、集めた順に液体A、B、Cとして、それぞれのにおいを調べ、さらにそれぞれの液体にひたしたろ紙を蒸発皿に移してマッチで火をつけ、そのときのようすを調べた。下の表はその結果である。
液体におい火をつけたときの様子Aあるよく燃えたB少しある少し燃えたCない燃えなかった
実験1について
温度によって物質の状態が、固体、液体、気体のように変わることを何というか。
図2の袋の中のエタノールの質量は、図1の袋の中のエタノールに比べてどうなるか。次から選べ
ア)図1より図2が大きい イ)変化しない ウ) 図1より図2が小さい
図2の袋の中のエタノールの密度は、図1の袋の中のエタノールに比べてどうなるか。次から選べ
ア)図1より図2が大きいイ)変化しないウ)図1より図2が小さい
実験2について
ビーカーの中の水は、どのような役割をはたしているか、述べよ。
沸騰が始まったのは、熱し始めてから約何分後か。次の中から1つ選んで記号で答えよ。
ア)約3分後イ)約7分後ウ)約11分後エ)約15分後
液体A~Cのうち、エタノールを最も多くふくむものはどれか、記号で答えよ。
実験2の結果から水とエタノールでは、どちらの沸点が低いか。そう考えた理由も含めて述べよ。
沸点のちがいを利用して、液体の混合物を分ける方法を何というか。
状態変化 イ ウ 出てきた気体を冷やして液体にする役割 イ A 温度が低いときに出てきた気体にエタノールが多く含まれているので、エタノールの沸点が低い。 蒸留
物質 要点の解説
物質 問題
チェックテスト
いろいろな物質 密度計算 水溶液 濃度溶解度計算 気体 状態変化
基本問題
いろいろな物質 密度計算問題 身の回りの物質 気体1 気体2 気体3 水溶液の性質 水溶液の性質2 濃度計算問題 アンモニアの噴水実験 メスシリンダーの使い方
標準問題
密度1 密度2 身の回りの物質2 気体の性質 溶解度・濃度 溶解度・濃度2 状態変化 ろう 水とエタノールの混合物を加熱 状態変化
選択問題
いろいろな物質1 いろいろな物質2 密度 水溶液 水溶液2 気体 気体2
計算問題
質量パーセント濃度1 質量パーセント濃度2 質量パーセント濃度3質量パーセント濃度4 質量パーセント濃度5 質量パーセント濃度6 質量パーセント濃度7 溶解度1 溶解度2 溶解度3 溶解度4 密度 密度2 密度3