LastUpDate 2023/09/06

記述 運動・イオン・遺伝

私たちは、動滑車のような道具を日常生活で利用してきた。物体を高い場所に持ち上げるときに、動滑車のような道具を用いる利点は何か。 重力がおもりにした仕事をもとに電力をつくるとき、発電された電気エネルギーは、重力がおもりにした仕事より少なかった。この理由を説明しなさい。 塩化銅や水酸化ナトリウムの水溶液に電流が流れるのはなぜか。 ろ紙に食塩水を十分にしみこませ、木炭に巻き、その上からアルミニウムはくを巻いてつくった電池で、アルミニウムはくが-極になる理由は何か。 装置にうすい水酸化ナトリウム水溶液を入れ、しばらく水の電気分解をした後に、電源装置をはずし、燃料電池のしくみを確かめるために、電子オルゴールを電極につないだ。陰極側、陽極側それぞれに気体が発生して、電子オルゴールが鳴った。この実験でうすい水酸化ナトリウム水溶液を使ったのはなぜか。 亜鉛板と銅板をうすい塩酸に入れて電池をつくり、電子オルゴールをつないだところ、音が鳴った。別のビーカーにうすい塩酸を入れ、これにうすい水酸化ナトリウム水溶液を加えてpHの値が7の水溶液をつくった。この水溶液に、新しい亜鉛板と銅板を入れて同じ装置をつくったところ、電子オルゴールの音が鳴り、電流が流れたことがわかった。電流が流れたのはなぜか。 赤い花を咲かせたマツバボタンの茎を切って植えると、その茎からできた新しい個体に赤い花が咲くといえるのはなぜか。 水につけて成長させたタマネギの根から、約5mmずつ先端に近い部分a、先端から少しはなれた部分b、先端から離れた部分cからそれぞれ切りとる。次に、a、b、cをうすい塩酸につけて数分間あたためる。その後、水洗いし、異なるスライドガラスにのせ、染色液をかけ、柄つき針でほぐし、数分間おく。そして、カバーガラスをそれぞれかぶせ、プレパラートを作成する。その後、顕微鏡の倍率を同じにして観察する。この実験で、切りとった部分をうすい塩酸につけて数分間あたためる操作を行うと観察しやすくなる理由はなぜか。 細胞分裂をくり返しても、1つの細胞の核にある染色体の数が変わらない理由はなぜか。


道具を用いると、より小さい力で持ち上げることができる。エネルギーが、電気エネルギーだけでなく、熱や音などのエネルギーにも変換されるから。塩化銅や水酸化ナトリウムは、水溶液にすると電離するから。アルミニウムが陽イオンになるときにアルミニウムはくに生じた電子が、導線をつなぐと、木炭に向かって移動するから。電流を通しやすくするため。中和してできた塩化ナトリウムの水溶液は電解質水溶液だから。茎を切って植えて新しい個体をつくるという生殖方法は無性生殖なので、新しい個体は親と全く同じ遺伝子をもつため。細胞が離れやすくなるから。分裂前に、染色体が複製されるから。

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