気体の性質
次の実験について、問いに答えよ。
実験1
図1のように、物質Aと水酸化カルシウムの混合物を、試験管に入れて加熱した。このときに発生した気体のアンモニアを乾いた丸底フラスコに集めた。
実験2
実験1のアンモニアが入った丸底フラスコを用いて、図2のような装置を組み立て、スポイトで丸底フラスコの中に水を入れた。するとフェノールフタレイン溶液を加えた水が、丸底フラスコの中にふき上がった。
実験1で水酸化カルシウムと混ぜて加熱した物質Aは次のうちどれか。ア〜エのなかから1つ選べ。
ア) 塩化水素
イ) 水酸化ナトリウム
ウ) 塩化アンモニウム
エ) 塩化ナトリウム
実験2でふき上がった水は何色になるか。そして、それはなぜか。
実験2で丸底フラスコの中に水がふき上がった理由を説明せよ。
3つの水溶液A、B、Cがある。これらの水溶液を用いて行った実験について問いに答えよ。
実験1
A、B、Cを別々の試験管に少量とり、それぞれにBTB溶液を少量加えると、Aは緑色、Bは黄色、Cは青色になった。
実験2
Aを二酸化マンガンが入ったフラスコに加え、発生した気体を試験管に集め、そこに火のついた線香を入れたら、線香が激しく燃えた。
実験3
Bを沸騰石が入った別の試験管にとって弱火で加熱し、出てきた気体を石灰水に通すと、石灰水が白くにごった。
実験4
Cを沸騰石が入った別の試験管にとって弱火で加熱し、出てきた気体を試験管に集めた。
次のア〜オの中から水溶液A, B, Cをそれぞれ選んで記号で答えよ。
ア) うすい塩酸
イ) うすい過酸化水素水
ウ) 食塩水
エ) 炭酸水
オ) アンモニア水
実験2で、発生した気体についての説明を1つ選べ。
ア) 水によく溶ける。
イ) 空気中に約2割存在する。
ウ) 刺激臭がある。
エ) 空気より密度が小さい。
実験3で、発生したものと同じ気体が発生する実験を1つ選べ。
ア) 亜鉛などの金属に塩酸を加える。
イ) 石灰石に食塩水を加える。
ウ) 有機物を燃焼させる。
エ) 塩酸と水酸化ナトリウムを混ぜる。
実験4で発生した気体の性質について間違っているものを1つ選べ。
ア) 刺激臭がある。
イ) 空気より密度が小さい。
ウ) 水にけにくい。
エ) 有毒である。
実験2の気体の集め方について
ア〜ウから選べ。
集め方の名前を答えよ。
この方法で集めるのはどのような性質の気体か。
実験4の気体の集め方について
(5)のア〜ウから選べ。
集め方の名前を答えよ。
この方法で集めるのはどのような性質の気体か。
ウ 赤色、 アンモニアは水に溶けるとアルカリ性になり、フェノールフタレイン溶液はアルカリ性に反応して赤色になるから。 アンモニアが水に溶けて、丸底フラスコ内の気圧が下がり、大気圧より低くなったから。
Aイ、 Bエ、 Cオ イ ウ ウ
イ水上置換法水に溶けにくい気体
ウ上方置換法水に溶けやすく、空気より密度が小さい気体
物質 要点の解説
物質 問題
チェックテスト
いろいろな物質 密度計算 水溶液 濃度溶解度計算 気体 状態変化
基本問題
いろいろな物質 密度計算問題 身の回りの物質 気体1 気体2 気体3 水溶液の性質 水溶液の性質2 濃度計算問題 アンモニアの噴水実験 メスシリンダーの使い方
標準問題
密度1 密度2 身の回りの物質2 気体の性質 溶解度・濃度 溶解度・濃度2 状態変化 ろう 水とエタノールの混合物を加熱 状態変化
選択問題
いろいろな物質1 いろいろな物質2 密度 水溶液 水溶液2 気体 気体2
計算問題
質量パーセント濃度1 質量パーセント濃度2 質量パーセント濃度3質量パーセント濃度4 質量パーセント濃度5 質量パーセント濃度6 質量パーセント濃度7 溶解度1 溶解度2 溶解度3 溶解度4 密度 密度2 密度3