オオカナダモを用いて実験1と実験2を行った。
水を沸騰させた後、密閉して室温まで冷ました。
その水を大型の試験管A~Cに同量入れ、試験管Aと試験管Bには二酸化炭素をじゅうぶんに吹き込んだ。
光が当たらない場所に1日置いたオオカナダモを、同じ長さに切って試験管A~Cに入れ、試験管Bだけアルミニウムはくで覆い、光が入らないようにした。
試験管A~Cを光が当たる場所に置き、3時間後、試験管A~Cからそれぞれオオカナダモを取り出し、葉を1枚ずつ切り取った。
切り取ったオオカナダモの葉を熱湯に浸した後、温めたエタノールに入れ、その後水で洗ってヨウ素液に浸して葉の色の変化を観察した。
(実験1の結果)
試験管A試験管B試験管C色の変化青紫色に変化変化なし変化なし
薄い青色のBTB溶液に、二酸化炭素を含む息をストローで吹き込み、薄い黄色にした。
それを試験管Dと試験管Eに同量入れた。
試験管Dだけにオオカナダモを試験管Dに入れ、両方の試験管を光が当たる場所に置き、3時間後、試験管Dと試験管Eの中のBTB溶液の色を観察した。・・・(ア)
その後、試験管Dと試験管Eを光が当たらない場所に3時間置いて、もう一度試験管Dと試験管Eの中のBTB溶液の色を観察した。・・・(イ)
(実験2の結果)
試験管D試験管E(ア)のときの色薄い青色薄い黄色(イ)のときの色薄い黄色薄い黄色
実験1について
切り取ったオオカナダモの葉をエタノールに入れるのはなぜか。理由を述べよ。
試験管Aと試験管Bの結果を比べることで何が確かめられるか。
試験管Aと試験管Cの結果を比べることで何が確かめられるか。
実験2について
試験管Eを用意するのはなぜか。
(ア)のとき試験管DのBTB溶液の色が青くなったのはなぜか。
この実験から、光が当たらないときのオオカナダモのはたらきとして適切なものを選べ。
呼吸を行わず光合成だけを行う。
光合成を行わず呼吸だけを行う。
呼吸と光合成両方行う。
呼吸も光合成も行わない。