仕事率
図のようにおもりを一定の力で真上に引き上げる。
次の問いに答えよ。
ただし、100gにかかる重力を1Nとする。
おもりの質量が600gで、80cm引き上げるのに4秒かかった。
このときの仕事率は何Wか。
おもりの質量が1200gで、仕事率が2Wの場合、50cm引き上げるのに何秒かかるか。
おもりの質量が900gで、仕事率が1.8Wの場合、2秒間で何cm引き上げることができるか。
仕事率4Wで、60cm引き上げるのに3秒かかった。おもりの質量は何gか。
摩擦のある床に置いてある物体をを毎秒8cmの一定の速さで矢印の方向に引いた。
このときばねばかりは15Nを示していた。
3秒間引いていた場合
物体が移動した距離を求めよ。
その時に、物体がされた仕事は何Jか。
仕事率は何Wか。
図のような摩擦のない斜面に置かれた質量1200g物体を一定の力で矢印の方向に引いた。物体は斜面上を10cm/秒の一定の速さで移動した。このときの仕事率は何Wか。ただし、100gにかかる重力を1Nとする。
図のように動滑車につながれた質量500gの
おもりを0.4Wのモーターで引き上げる。
電力がすべて仕事に変わった場合、モーターがひもを引く速度は何cm/秒になるか。
ただし、ひもや動滑車の質量、まさつはすべて無視できるものとする。
1.2W3秒40cm2000g
24cm3.6J 1.2W
0.72W
16cm/秒
仕事(J) = 力(N) ×力の方向に進んだ距離(m)
仕事率(w) = 仕事(J)時間(秒)
600g→ 6N, 80cm→ 0.8mより 仕事 = 6×0.8=4.8J
仕事率 = 4.8J ÷ 4秒 =1.2W
1200g→ 12N, 50cm→ 0.5mより 仕事 = 12×0.5=6J
x秒として仕事率の式にあてはめると
2=6x
2x=6
x=3
仕事率1.8W, 2秒, 仕事xJとして仕事率の式に当てはめると
1.8=x2
x=3.6J
900g→9N, 距離をymとすると 9y=3.6
y=0.4m
よって40cm
仕事率 4W, 3秒, 仕事xJとして仕事率の式にあてはめると
4=x3
x=12J
60cm→0.6m, 力をyNとすると
0.6y=12
y=20N
よって2000g
① 距離=速さ×時間なので 8×3=24cm
② 仕事(J) = 力(N)×距離(m) より 15×0.24= 3.6J
3秒間で3.6Jなので 3.6÷3=1.2W
物体にかかる重力を斜面に垂直な分力と、斜面に平行な分力に分解する。
図の△PQRは斜面の直角三角形ABCを縮小した図形(相似)なので
辺の比が等しくなる。斜面に平行な分力をxNとすると
5:12=3:x
x=7.2N
物体は斜面を一定の速さで移動しているので
この斜面に平行な分力とつり合う力で引かれている。
1秒間で10cm(0.1m)移動するのでこの時の仕事は7.2N×0.1m=0.72J
1秒なので 0.72J÷1秒=0.72W
電力がすべて仕事に変わったとするとモーターがする仕事は0.4Wである。
1秒間にする仕事は0.4Jとなる。
動滑車を使うと引く力は半分になるので
5Nのおもりを持ち上げるのに2.5Nの力が必要である。
0.4=2.5x
x=0.16mつまり1秒間で16cm引くことになる。
16cm/秒
運動 要点の解説
運動 問題
チェックテスト
基本問題
力のつりあい、合成分解1 力のつりあい、合成分解2 物体の運動 力と運動 仕事基礎 仕事 エネルギー
標準問題
選択問題
力のつり合い 力の合成力の分解 速さ 力と運動 運動の法則 仕事1 仕事2 エネルギー エネルギーの移り変わり エネルギーの移り変わり2