LastUpDate 2023/09/25
質量パーセント濃度
【例題】
120gの水に、30gの砂糖を溶かしたときの質量パーセント濃度を求めよ。
濃度8%の食塩水を500g作るには、食塩と水を何gずつまぜればよいか。
硝酸カリウムが36gある。この硝酸カリウムをすべてxgの水に入れて溶かしたら、6%の水溶液になった。xを求めよ。
解答・解説
【ポイント】
質量パーセント濃度(%) =
溶質(g)
溶液(g)
×100
溶質(g) = 溶液(g)×
質量パーセント濃度(%)
100
溶液 とは 溶質と溶媒をあわせた
全体
のこと。
食塩水を例にすると 塩(溶質)、水(溶媒)、食塩水(溶液)となる。
水と砂糖を合わた全体の質量は 120+30=150なので、
質量パーセント濃度 =
30
150
×100 = 20(%)
【答】20%
溶質(g) = 溶液(g)×
質量パーセント濃度(%)
100
なので、
溶質(食塩) = 500×
8
100
=40(g)
食塩が40gで、全体が500gなので 溶媒(水) = 500 - 40 =460(g)
【答】 食塩40g、水460g
溶質(硝酸カリウム)が36gで、溶媒(水)がxgなので溶液全体は(36+x)g
濃度6%なので 36 = (36+x)×
6
100
これを解くとx =564
【答】x=564
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