LastUpDate 2023/09/08

顕微鏡

顕微鏡

倍率

顕微鏡は40〜600倍程度に拡大して観察することができる。
顕微鏡の倍率 = 接眼レンズの倍率×対物レンズの倍率
【例】 接眼レンズ15倍、対物レンズ10倍のとき 15×10 = 150倍

各部の名称

基本的な使い方

対物レンズを最も低倍率のものにする 倍率が低いほうが視野が広く観察物を探しやすいから
全体が明るく見えるように反射鏡しぼりを調節する 観察物がレンズの真下に来るようにプレパラートをステージにのせる。 真横から見ながらプレパラートと対物レンズをできるだけ近づける。 接眼レンズをのぞき、調節ねじを④のときと逆向きにゆっくりまわし、プレパラートと対物レンズを遠ざけながらピントを合わせる。

高倍率にするとき

低倍率で、観察物を視野の中央においてピントを合わせる。 レボルバーを回して高倍率の対物レンズにする。 しぼりを調節して見やすい明るさにする。

接眼レンズと対物レンズ

接眼レンズ 10倍 15倍 対物レンズ 10倍 40倍
接眼レンズは倍率が高いほど、長さが短い。
対物レンズは倍率が高いほど、長さが長い。


10 40 近い 遠い
対物レンズの倍率が高くなると、レンズとプレパラートの距離が近くなる。

レンズをつける順序

レンズを取り付けるときは先に接眼レンズをつけ、後に対物レンズをつける。はずすときはその逆。
鏡筒から対物レンズの上にほこりが落ちないようにするため

視野と明るさ

高倍率にすると見える範囲はせまくなり、暗くなる。

中央に動かす

顕微鏡の視野内に見える像は上下・左右が逆に見えるので、プレパラートを動かすと顕微鏡の視野のなかでは動かした方向と 逆方向に動いて見える。
【例】右下にある観察物を中央に移動させたい場合、プレパラートを右下方向に動かす。


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