LastUpDate 2023/09/12

動物の分類

花のつくり 植物の分類 動物の分類

動物

哺乳類
脊椎動物鳥類
動物 爬虫類
両生類
魚類
甲殻類
節足動物昆虫類
無脊椎動物 その他(クモ類、ムカデ類など)
軟体動物
その他(環形動物、輪形動物、線形動物など)

脊椎動物

動物は大きく分けて背骨のある脊椎動物と背骨のない無脊椎動物にわけられる。
脊椎動物は骨格が体の内部にある内骨格である。

脊椎動物の例

脊椎動物は魚類、両生類、爬虫類、鳥類、哺乳類の5つに分けられる。
魚類・・・フナ、ナマズ
両生類・・・カエル、サンショウウオ、イモリ
爬虫類・・・ヤモリ、ヘビ、カメ、トカゲ
鳥類・・・ハト、ペンギン、ダチョウ
哺乳類・・・ウマ、コウモリ、クジラ

なかまのふやしかた

脊椎動物のふえかたには卵生と、胎生がある。
また、1度に生まれる子の数は鳥類や哺乳類が他にくらべて極端に少ない。これは鳥類や哺乳類は親が子の世話をするためである。

卵生(魚類、両生類、爬虫類、鳥類)

卵を産んでふやすふやしかたを卵生という。
魚類、両生類は水中に卵を産む。
爬虫類、鳥類は陸上に卵を産むので乾燥を防ぐために殻がある
爬虫類の卵の殻は弾力があり、鳥類はかたい。
また、鳥類は親が卵をあたためることで卵がかえる。

胎生(哺乳類)

哺乳類は雌が子を体内である程度成長させてから産む。これを胎生という。

呼吸のしかた

えら呼吸(魚類、両生類の子)

水中で生活する魚類や両生類の子は、水に溶けている酸素をえらから取り入れるえら呼吸をしている。

肺呼吸(両生類の親、爬虫類、鳥類、哺乳類)

陸上で生活する動物は肺で呼吸している。
両生類は子のときにえら呼吸で成長すると肺呼吸になるが、 肺があまり発達していないので皮膚呼吸もしている。

体温(発展)

変温動物(魚類、両生類、爬虫類)

周りの温度の変化にともなって体温が変化する動物を変温動物という。
陸上で生活する変温動物は冬になると体温が下がって活動が低下してしまうので冬眠するものが多い。

恒温動物(鳥類、哺乳類)

周りの温度が変化しても体温がほぼ一定に保たれる動物を恒温動物という。

体の表面のようす

魚類は体表がうろこでおおわれているものが多い。
両生類は体表がうすい皮膚で常にぬれている。
爬虫類はうろこやこうらで乾燥しにくくなっている。
恒温動物の哺乳類は毛、鳥類は羽毛でおおわれていて体を保護するだけでなく体温を保つのに役立っている。

要点の確認

答表示 背骨がある動物を脊椎動物という。 脊椎動物は骨格が体の内部にある骨格である。 フナ、ナマズなどは類で、カエル、サンショウウオ、イモリなどは両生類である。 ヤモリ、ヘビ、カメ、トカゲは、爬虫類、ハト、ペンギンなどは類、コウモリ、クジラなどは哺乳類である 鳥類や哺乳類は、親が子の世話をするため、一度に生まれる子の数が他に比べて少ない。 卵を産んでふやすふやしかたを卵生という。 魚類、両生類は水中に卵を産む。 爬虫類、鳥類は陸上に卵を産むので乾燥を防ぐためにがある 爬虫類の卵の殻は弾力があり、類はかたい。 鳥類は親が卵をあたためることで卵がかえる。 哺乳類は雌が子を体内である程度成長させてから産む。これを胎生という。 水中で生活する魚類や両生類の子は、水に溶けている酸素をえらから取り入れる。 陸上で生活する動物はで呼吸している。 両生類は子のときにえら呼吸で成長すると肺呼吸になるが、 肺があまり発達していないので皮膚呼吸もしている。 周りの温度の変化にともなって体温が変化する動物を変温動物という。 陸上で生活する変温動物は冬になると体温が下がって活動が低下してしまうので冬眠するものが多い。 周りの温度が変化しても体温がほぼ一定に保たれる動物を恒温動物という。 魚類は体表がうろこでおおわれているものが多い。 恒温動物の哺乳類は、鳥類は羽毛でおおわれていて体を保護するだけでなく体温を保つのに役立っている。

無脊椎動物

背骨がない昆虫やカイ、イカなどのなかまを無脊椎動物という。
無脊椎動物には、節足動物や軟体動物などがある。

節足動物

昆虫やカニ、エビなどの仲間を節足動物という。 節足動物は外骨格で体や足には多くの節がある。
節足動物はさらに昆虫類、甲殻類、その他(クモ類、ムカデ類など)にわけられる

昆虫類

昆虫類の体は頭部、胸部、腹部に分かれ、胸部に3対の足と2対のはねがある。胸部と腹部の気門から空気を取り込んで呼吸する

    

甲殻類

甲殻類の体は頭胸部、腹部の2つまたは頭部、胸部、腹部の3つに分かれている。足の数は昆虫類より多い。えらで呼吸する

その他の節足動物

クモ・・・頭胸部と腹部、頭胸部に4対のあし
ムカデ・・・頭部、胴部、胴部の各節ごとに1対のあし

 

軟体動物

タコやイカ、カイの仲間を軟体動物という。
あしは筋肉でできていて、骨格も節もない。軟体動物は内臓を包む外とう膜が共通の特徴である。 軟体動物にはアサリやサザエなどのように外とう膜をおおう貝殻をもつものもある。

その他

無脊椎動物には節足動物、軟体動物以外にもいろいろな種類がある。
例・・・ミミズ、ウニ、ヒトデ

要点の確認

答表示背骨がない昆虫やカイ、イカなどのなかまを無脊椎動物という。 昆虫やカニ、エビなどの仲間を節足動物という。 節足動物は骨格で体や足には多くの節がある。 昆虫類の体は頭部、胸部、腹部に別れ、3対の足と2対のはねがある。 昆虫類は気門から空気を取り入れて呼吸する。 甲殻類の体は頭胸部、腹部の2つまたは頭部、胸部、腹部の3つに分かれている。足の数は昆虫類より多い タコやイカ、カイの仲間を軟体動物という。 軟体動物はあしが筋肉でできていて、骨格も節もない。内臓を包む外とう膜がある。

「動物の分類」重要用語

外とう膜魚類恒温動物甲殻類昆虫類節足動物胎生鳥類軟体動物肺呼吸変温動物哺乳類卵生両生類外骨格


花のつくり 植物の分類 動物の分類

コンテンツ

©2006-2024 習和学院 All Rights Reserved