天球とは・・・見かけの大きな球形の天井(プラネタリウムや透明半球が天球のモデル)
天頂・・・観測者の真上
天の子午線・・・北と天頂と南を結ぶ天球上の線
地球は自ら回りながら(自転)、太陽の周りを回っている(公転)。
地球は太陽の周りを1年で1周まわっている。この運動を地球の公転という。
1年(365日)で1周(360°)なので、1日で約1°である。
公転する軌道を含む平面を公転面という。
地球は1日に1回転、自らコマのように回っている。この運動を地球の自転という。
1日(24時間)で1回転(360°)なので1時間で15°である。
自転は北極と南極を結ぶ軸を中心にしており、この自転軸を地軸という。
地軸は公転面に対して垂直から23.4°傾いている。
天体は反時計回り。
北極上空から見た地球の自転、公転の向き、地上から見た北の空の天体の動く向き、すべて反時計回り(左回り)に回っている。
方角…北極の方角が北で、北を向いた時の右手が東、左手が西。
時刻…太陽が一番高いところ(真南)にあるのが昼の12時。
時刻と方角
図は地球を北極上空から見たもので、向かって右から太陽の光がきている。
地球は反時計回りに自転する。
方角
北極の方角が北、反対側(頭の方向)が南。
時刻は太陽に位置できまる。
太陽が頭上にあるときが昼の12時
太陽が西にあるのが夕方
距離の表し方…天体の距離は光年という単位であらわす。光が1年かかって進む距離が1光年(約9兆4600億km)
答表示天体の位置や動きをあらわすモデルの、見かけ上の球形の天井を天球という。 北と天頂と南を結ぶ天球上の線を天の子午線という。 地球が太陽の周りを回る運動を地球の公転といい、1周するのにかかる時間は1年である。 公転する軌道を含む平面を公転面という。 地球が自らコマのように回る運動を地球の自転といい、1回転するのにかかる時間は24時間である。 地球の自転軸を地軸といい、これは公転面に対して垂直から23.4°傾いている。 北極上空から見た地球の自転の方向は反時計回り(左回り)である。 光が1年かかって進む距離が1光年である。
地球が自転することで、見かけ上太陽や星などが空を動いているように見える。
この地球の自転による天体の見かけの動きのことを日周運動という。
周期は地球の自転と同じで1日(24時間)で1周(360°)、1時間で15°である。
太陽は東から登って南を通り西へ沈む
図のように春分の日と秋分の日は太陽は真東から上り真西に沈む。
夏は日の出、日の入りの位置が北にずれて、昼の長さが長くなり
冬は日の出、日の入りの位置が南にずれて、昼が短くなる。
北の空は北極星を中心に反時計回りに回る。東の空は右上がり、西の空は右下がりに動く。
※北極星は地軸の延長線上にあるので動かない
天体が天の子午線を通過するとき(真南にくるとき)を南中という
そのときの高度を南中高度という。
太陽が南中するときの時刻が正午
図の点Pに太陽が来た時が南中。∠POSが南中高度
答表示地球の自転による天体の見かけの動きを日周運動という。 太陽や恒星は1時間で15°動いているように見える。 太陽は、東からのぼって南を通り、西に沈む。 北の空の星は北極星を中心に反時計回りに回転して見える。 東の空の星は右ななめ上に移動し、西の空の星は右ななめ下に移動してみえる。 太陽などの天体が天の子午線を通過することを南中という。 太陽の高度が最も高くなるのは南中するときで、このときの高度が南中高度である。 北極星は地軸の延長線上にあるので動かない。
恒星公転公転面光年自転秋分の日春分の日太陽地球の公転地球の自転地軸天球天頂天の子午線透明半球南中南中高度日周運動星の動き北極星