化学変化と質量1
化学変化の前と後の質量
気体が発生する反応
(例)うすい塩酸に亜鉛を入れると水素が発生する。
2HCl+Zn→ZnCl2+H2
気体が発生する場合、反応後の質量は反応前に比べて
出て行った気体の分だけ減る
空気中の酸素と結びつく反応(酸化)
(例)銅の酸化
2Cu+O2→2CuO
酸化の場合、反応後の質量は反応前に比べて
結びついた酸素の分だけ増える
気体の出入りがない反応
(例)鉄と硫黄の化合
Fe+S→FeS
気体の出入りがない反応の場合、
化学変化の前後で質量は変化しない。
質量保存の法則
質量保存の法則
化学変化では原子の組み合わせは変化するが、化学変化にかかわった原子の数と種類は変わらない。
そのため化学変化に関係している物質全体の質量はかわらない。
※ 密閉した容器で実験を行うと、どの反応でも質量は変化しない。