地層

地層のできかた

水のはたらき

地表の岩石は太陽の熱や風雨のはたらきで表面からもろくなっていく(風化)、この風化した岩石は雨水や川の流れなどによってけずりとられ(侵食)、川の流れなどによって下流へ運ばれる(運搬)、そして流れがゆるやかになった河口や海の底に、平らに積もっていく(堆積)。
こうして堆積を繰り返して地層ができる

風化した岩石が侵食され、運搬されて河口や海底に堆積することを繰り返して地層ができる。

れきや砂、泥は川の流れが緩やかになるところで堆積するため、山地から平野になるところでは扇状地ができ、 平野から海に出る河口では三角州ができる。
地殻の変動がなければ下から上に堆積していくので地層は下の方ほど古くなる
また、水の中では粒の小さなものは浮かんで沈みにくいため、粒が大きいほど早く沈む。
そのため、河口付近の海底など流水がながれこんでくるところでは
粒の大きい物が先に、河口の近くに沈み、粒が小さくなるほど後から沈んで沖へ堆積する
河口 れき・砂 細かい砂
※粒の大きさと呼び名
2mm以上の大きさの粒をれき、2mm〜 1 16 mm(約0.06mm)の大きさの粒を砂、 1 16 mm以下の大きさの粒を泥とよぶ。

かぎ層

離れた地層を比較する手がかりとなる地層のことをかぎ層という。
火山が噴火して火山灰が堆積することがある。 火山灰は広範囲に堆積するので火山灰の層は地層の広がりを知る手がかりになり、噴火した時代が分かれば地層ができた時代を特定できる。
このような火山灰の層の他、特徴的な化石や岩石の層もかぎ層としてよく利用される。

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堆積岩

堆積した地層はれきや砂、泥の粒があつまった状態であるが、地層の上に次々地層が堆積しその重みで長い年月押し固められ粒どうしがくっつき合ってかたい岩石になる。このようにできた岩石を堆積岩という。

泥岩、砂岩、れき岩

泥岩、砂岩、れき岩を作っている粒は堆積する前に流水で運ばれてくるので、角がとれて丸みを帯びている。
泥岩、砂岩、れき岩は岩石をつくる粒の大きさによって区別される。
1 16 mm以下の粒(泥)でできているのが泥岩、
1 16 mm〜2mmの粒(砂)でできているのが砂岩、
2mm以上の粒(れき)でできているのがれき岩である。

チャート、石灰岩

チャートと石灰岩は生物の遺骸が水に溶けて固まったもので粒は見えない。
石灰岩は大洋のあたたかく浅い海で堆積した、灰白色の岩石で主な成分は炭酸カルシウムである。
石灰岩は柔らかく容易に傷がつき、塩酸をかけると二酸化炭素が発生する
チャートは大陸から遠く離れた海で堆積した岩石で、灰白色や黒、赤など様々な色のものがある。主な成分は二酸化ケイ素で、とてもかたく、釘などで表面に傷をつけることはできない。

凝灰岩

火山灰など火山噴出物が堆積したものが凝灰岩である。角ばった粒が多い。

化石

地層が堆積したときにすんでいた生物の遺骸や生活の痕跡などが化石となって残っている場合がある。

示相化石

 地層ができた当時の環境を知るてがかりとなる化石を示相化石という。 示相化石になるのは限られた環境でしか生存できない生物である。
  例)サンゴ・・・あたたかくて浅い海、ブナ・・・温帯のやや寒いところ、シジミ・・・河口や湖

示準化石

地層ができた時代を知る手がかりとなる化石を示準化石という。 示準化石になるのは限られた時代に、広い地域に生存していた生物である。
  古生代・・・フズリナ、三葉虫
中生代・・・アンモナイト、恐竜
新生代・・・ビカリア、マンモス

地質年代

古生代(約5億4000万年前〜約2億5000万年前)
三葉虫など海の生物が栄え、植物も動物も中ごろから陸上で生活するものがあらわれる。
その後陸上でシダ植物は大繁栄する。
中生代(約2億5000万年前〜約6600万年前)
海ではアンモナイト、陸上では恐竜が繁栄した。
植物では裸子植物が繁栄し、被子植物も現れた。
新生代
新生代のうち約6600万年前〜約2300万年前を古第三紀、
約2300万年前〜約260万年前を新第三紀、
約260万年前以降を第四紀という。
恐竜にかわり、哺乳類が繁栄し、新第三紀には人類も出現した。
第四紀には寒冷な氷期が繰り返しあった。

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プレート

地球表面は、プレートという数十枚の巨大な岩盤で覆われている。
プレートはゆっくり動き、プレートの境界で一方が沈み込んでいくところが海溝になり、新たなプレートが生まれるところに海嶺ができる。
プレートの動きが火山や、地震の原因となっている。
また、地層も大きな力をうけて変形する。

大地の変化

長期間大きな力を受けると地層が波打つように曲がってしまう、これをしゅう曲という
岩盤や地層が大きな力をうけて断ち切られたものを断層という。

土地が周囲よりも上がることを隆起という。地震によっておきたり、長時間にわたってゆっくり起こる場合もある。
隆起の逆で土地が周囲よりも下がることが沈降である。
隆起や沈降によってできた地形
海岸段丘・・・波による侵食と海岸線の隆起によって階段状の地形ができる。
河岸段丘・・・川で土地が隆起すると、侵食する力が強まるので新しい川原ができて階段状になる。
リアス海岸・・・土地が沈降して谷だったところに海水が入り込んで複雑な入江の海岸になる。

基本事項の確認 

太陽の熱や風雨のはたらきで風化した岩石は雨水や川の流れなどによって侵食され、川の流れなどによって下流へ運搬されて、流れがゆるやかになった河口や海の底に堆積する。 れきや砂、泥は川の流れが緩やかになるところで堆積するため、山地から平野になるところでは扇状地ができ、 平野から海に出る河口では三角州ができる。 地殻の変動がなければ下から上に堆積していくので地層は下の方ほどくなる。 河口付近の海底など流水がながれこんでくるところでは 粒の大きい物が先に河口の近くに沈み、粒が小さくなるほど後から沈んで沖へ堆積する。 2mm以上の大きさの粒をれき、2mm〜 1 16 mm(約0.06mm)の大きさの粒を 1 16 mm以下の大きさの粒をとよぶ。 火山灰の層や、特徴的な化石や岩石の層など、離れた地層を比較する手がかりとなる地層のことをかぎ層という。 堆積した地層はれきや砂、泥の粒があつまった状態であるが、地層の上に次々地層が堆積しその重みで長い年月押し固められ粒どうしがくっつき合ってかたい岩石になる。このようにできた岩石を堆積岩という。 泥岩、砂岩、れき岩を作っている粒は堆積する前に流水で運ばれてくるので粒が チャートと石灰岩は生物の遺骸が水に溶けて固まったもので粒は見えない。 石灰岩は大洋のあたたかく浅い海で堆積した、灰白色の岩石で主な成分は炭酸カルシウムである。 石灰岩は柔らかく容易に傷がつき、塩酸をかけると二酸化炭素が発生する。 チャートは大陸から遠く離れた海で堆積した岩石で、灰白色や黒、赤など様々な色のものがある。主な成分は二酸化ケイ素で、とてもかたく、釘などで表面に傷をつけることはできない。 火山灰など火山噴出物が堆積したものが凝灰岩である。角ばった粒が多い。 地層ができた当時の環境を知るてがかりとなる化石を示相化石という。 サンゴは、あたたかくて浅い海、ブナは温帯のややいところ、シジミは河口や湖にすむ。 地層ができた時代を知る手がかりとなる化石を示準化石という。 約5億4000万年前〜約2億5000万年前を古生代といい、 三葉虫など海の生物が栄え、植物も動物も中ごろから陸上で生活するものがあらわれた。 約2億5000万年前〜約6600万年前が中生代で、 海ではアンモナイト、陸上では恐竜が繁栄した。植物では裸子植物が繁栄し、被子植物も現れた。 新生代には恐竜にかわり、哺乳類が繁栄し、新第三紀には人類も出現した。第四紀には寒冷な氷期が繰り返しあった。 プレートはゆっくり動き、プレートの境界で一方が沈み込んでいくところが海溝になり、新たなプレートが生まれるところに海嶺ができる。 長期間大きな力を受けると地層が波打つように曲がってしまう、これをしゅう曲という 岩盤や地層が大きな力をうけて断ち切られたものを断層という。 土地が周囲よりも上がることを隆起といい、逆に土地が周囲よりも下がることが沈降である。 波による侵食と海岸線の隆起によってできた階段状の地形を海岸段丘という。 川で土地が隆起すると、侵食する力が強まるので新しい川原ができて階段状になる。このような地形を河岸段丘という。 土地が沈降して谷だったところに海水が入り込んでできた、複雑にいりくんだ海岸がリアス海岸である。

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